今回ご紹介するのは、Napoleon and Tabitha という夫婦による振付作品。
クリスティーナ・アギレラやセリーヌ・ディオン、ジェニファー・ロペスなど、多くのトップアーティストの振付を手掛ける他、アメリカのダンスオーディション番組、
『アメリカン・ダンスアイドル』(So You Think You Can Dance)の振り付け師としても知られている2人である。
踊りながらシーンがどんどん転換していく、最近よく見かけるスタイルではあるが、一部手品的な場面転換など工夫を凝らしてありなかなか楽しめる。
楽曲は、アーヴィング・バーリンというアメリカのポピュラーソングの作曲家(ホワイト・クリスマスなどのも彼による作品)による楽曲、”Puttin’ On the Ritz”(プッッティン・オン・ザ・リッツ)をトランぺッター”Herb Alpert”(ハープ・アルバート)がカバーしたもの。
ハープ・アルバートはストリートダンス界にも少なからず影響をあたえたアーティストであるので、追ってHOT MUSIC のコーナーでもご紹介したいと思う。
ストリートダンス研究家 宮田健男(Spartanic Rockers)